意地悪キス
「お兄ちゃん行って来るね♪


香恋お姉ちゃんにヨロシク言っておいてね。」





あたしはいつもと変わらず元気に家を出た。





でも、あたしの足は家の門でとまった。





だって、あたしの目の前には・・・





「おはよ。」





「お、おはよ。」





そう。





あたしの前にいたのは真広だった。





沈黙・・・





なんか気まずい。





先に口を開いたのはあたしのほう。





「真広早いね。


今日なんかあるの?」




< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop