意地悪キス
「あたしが昨日のこと気にしてないとでも思った?


全然、そんなこと無い!!


ずっと昨日だって考えてたよ。


明日はどうやって真広に接しようかって・・・」





あたしの目には涙が溜まってきた。





昨日あんあに泣いたのに涙って沢山出るんだね。





「ゴメン・・・」





そう言って今度はあたしを優しく抱きしめた真広。




「もう、やめてよ。


真広にとってあたしはただの幼馴染なんだから」





「俺、一度も優奈をただの幼馴染なんて思ったこと無いよ。」





「えっ!?」





「俺、優奈のこと好きだったんだ。


だから、昨日優奈がキスしたって言うから・・・


それに嫉妬して・・・」





ホントに?




真広もあたしのこと好きだったの?



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