わたしのせいしゅんものがたり

恋人としての日々

1
「涼太!おはよう!」
「おはよう!あ、傘入れてくれる?」
今日は朝の途中から雨が振り始めていた。
「相合い傘だね!」
「そうだね!」
2人して相合い傘で学校までの道を歩いた。
「今日は全校一斉テストだね!」
「うん。私、自信ある!」
「梨沙は頭いいもんね!」
今日は全校一斉テスト。国語、数学、英語の3科目。1年生から3年生まで同じテストを受ける。全校1200人いて、100位以内に入れば張り出されることになる。
それから今日の放課後から部活が始まる日でもあった。
「これから色々なことがあるかもしれないけど、よろしくね!」
「こちらこそ、よろしくね!」
「うん!」
そして学校に着いた。
「そうだ!今日はお弁当一緒に食べない?食堂で」
「いいよ!」
「クラスまで迎えに行くから!」
2
「…ということで、昨日告白して恋人になったので、今日のお昼は涼太と一緒にお弁当食べます」
いつメンに報告した。「ついに大桃の彼女か〜、リア充じゃん!」
穂乃香が言う。
「おめでとう、ももち」
「私たちのことはいいから一緒に食べてきなね」
瑠奈もまおみもそう言った。
「みんな、席ついてー!テスト始めるぞー!」
担任の大島先生が来たので席についた。
< 10 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop