オオカミくんは甘えたい
でも、私と瞬くんの関係がここで終わっちゃうのはもっと嫌。



それなら・・・。



「陽那ちゃん、私がんばってみる!」



「そうと決まったら、行くよ」



陽那ちゃんは私も見守ると着いてきてくれた。



昼休みが終わるまではあと10分。



きっと、瞬くんは教室にいるはず。



自分の姿を鏡で確認する。



よし、行ける。



瞬くんがいるであろうD組へ。



瞬くんにあったら



「一緒にショッピングにいこ」



って誘う。
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