オオカミくんは甘えたい

両思い

瞬くんも自分のクレープをくれてお互いに1口ずつ食べる。



「こっちも美味しい!」



いちごも食べてみたいなぁと思っていたので交換できてすごく嬉しい。



その気持ちは、瞬くんも同じだったみたいで私のクレープを食べて幸せそうな顔をしている。



可愛い。



のほほんとクレープを食べていたら



「ふたばホイップついてる」



という言葉と同時に瞬くんの男らしい手が伸びてきた。



ぐっと瞬くんの親指が私の唇の端っこに当たる。

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