オオカミくんは甘えたい
そんな話をしていたらテレビはゲームのスタート画面を表示していて



「どーぞ」



とコントローラーを渡された。



大神くんはクマのぬいぐるみを前に抱えている。



か、かわいい。



「どれにする?」



どのゲームにするか選べる画面には色んな種類のソフトがあった。



うちにはないソフトがいっぱいで弟が欲しがっていたソフトもある。



「いっぱいあるね」



「げーむ好きだから。バイトして買った」



これに関しては自分のお金を貯めて買ったらしい。
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