オオカミくんは甘えたい

「いやいや大丈夫、ひとりで帰れる!」



送って貰うなんて悪すぎるよ・・・。



シャワー借りて最新家電も借りて、ゲームもしてさらに送ってもらうとか。



高額請求きてもおかしくないレベル。



「まぁまぁ、いーって」



大神くんはなだめるように言うとドアを開けた。



「ほ、ほんと申し訳ないよ!!なんかお礼にできることある?」



「きにしないでー」



「いや気にしちゃうって!」



「じゃーさー、一緒に猫カフェいってくれない?俺ひとりじゃはずかしいんだよね」
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