オオカミくんは甘えたい
しかも、大神くんは優しい。



今だって、平然と車道側歩いてくれてるし。



大神くんの表裏のギャップにやられそう。



「んー。どこがいいかな。おすすめある?」




「あんまり知らないかも。あとでしらべておくってもいー?」



彼はスマホを出して連絡先を交換しようとしてきた。



「もちろん、私も調べてみる!」



大神くんのアイコンは学校の人たちとも交換するから、猫とか可愛いものではなかった。



ちゃんと隠してるの面白い。



笑いそうになってしまう。
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