オオカミくんは甘えたい
その子が居なくなって急に静かになった場。



お幸せにとか言われちゃったせいでなんともいいがたい空気が流れている。



「あいつちゅーがく一緒ののやつでさ」



ひいっ。



大神くんが無気力モードになった。



さっきのキリッとした大神くんが嘘だったみたいにダラダラと話しはじめる。



この素早い切り替わり、もはや恐怖・・・



「いつもあーゆー感じだからさ。だいたいあいつ彼氏いるし」



・・・納得。
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