オオカミくんは甘えたい
でもそうしていたら、もう家は見えていて結局彼氏についての話はあまりしないまま終わってしまった。



時って早い・・・。



「送ってくれてありがと」



大神くんは、わざわざ家の前まで送ってくれてその親切心に心があたたまる。



ありがたいなぁ・・・。



「いーえ」



笑ってこそなかったけど、柔らかい表情だった。



「じゃあ猫カフェのことまた連絡するね」



そういや大神くん、猫カフェのことすごく楽しみにしてそうだったと思い出しそのことも付け足しておく。
< 77 / 256 >

この作品をシェア

pagetop