オオカミくんは甘えたい
ただいつものノートの表紙には羽月ふたばと自分の名前が書かれている。
なのにそのノートの表紙には何一つ書かれていなかった。
まさか、と最悪な事態を想定してノートを開いてみる。
そこには、私の字じゃない板書が取られていた。
「嘘っ・・・!」
声にまで出てしまって先生には届かなかったけど周りの何人かにはちらっと見られちゃった。
恥ずかしい。
でも、この状況はびっくりしないわけない。
だって、あの大神くんとノートが入れ替わってるんだもん。
なのにそのノートの表紙には何一つ書かれていなかった。
まさか、と最悪な事態を想定してノートを開いてみる。
そこには、私の字じゃない板書が取られていた。
「嘘っ・・・!」
声にまで出てしまって先生には届かなかったけど周りの何人かにはちらっと見られちゃった。
恥ずかしい。
でも、この状況はびっくりしないわけない。
だって、あの大神くんとノートが入れ替わってるんだもん。