ソウルメイト～男女の親友ってあるの？

＜He and I keep missing each other.・すれ違ってばかり＞

「別々の道を歩いた二人、近いようで何よりも遠い距離
私たちはなんなの？
ただの友達？
都合のいい相手？
それとも―
瀬那と私の気持ちは一緒なのだろうか－
この私たちの道は繋がるの？―」

＜瀬那―、飲みに行こう。旦那が出張だから思う存分！！＞

久しぶりに瀬那にメールをしようと奈緒は一生懸命に内容を考え、

書いては消し書いては消しを繰り返した。

瀬那が楽しんでくれる内容は―。

しかし、そう思っていた奈緒のメールを打つ手が急に止まる。

瀬那は私が結婚して半年の間連絡をしてこない。

なぜだろう―。

新婚の私に気を使って？

瀬那は私が結婚する間際、あの時、私をすごく求めていた。

―今は？

私のこと忘れちゃったのかな…

嫌われちゃったかな…

会いたい―

会いたいよ、瀬那に。

奈緒は生活が落ち着き始めた今、瀬那のことばかり考えていた。

しかし―