鳴き方を忘れたヌオー
ぬおぉぉ!はキクノの為、そして自分の為に再び鳴こうと思った。

そして、

「ヌオー!」

数ヶ月後には、その他のヌオーと同じように鳴けた。

キクチは、

「ムリをしなくていいのに」

といいながらも泣いた。

ぬおぉぉ!も泣いた。

捨てられたときには泣けなかったのに、キクノに抱きしめられたら、初めて泣いた。


【 完 】
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

アナタは誰?

総文字数/223

ミステリー・サスペンス1ページ

表紙を見る
幼なじみ2 ~あの頃の2人輝いてた~

総文字数/2,771

恋愛(その他)11ページ

表紙を見る
鮮やかなもの

総文字数/5,614

ホラー・オカルト21ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop