【短編】眠り姫に口付けを。




きっとそれ以上を聞けば、『終わり』が来るから。



それが解ってるから。



ホテルを後にして駅まで歩く。


消していた携帯の電源を入れて、

センター問い合わせ。



そうすれば何通ものメール。




うんざりする。



アドレスで表示されてる、
受信メールの数々を少し眺めてから。



【選択したメールを削除しますか?】


YES。



その後すぐに閉じられる携帯。


< 24 / 86 >

この作品をシェア

pagetop