【短編】眠り姫に口付けを。




それでも納得してくれなそうな和馬を僕は無視。



そして何となくのことを、



「ねぇ和馬に聞きたいんだけどさ?」


「ん?」



ちょっと質問されたことが嬉しいのか、


それか何か別の理由かは分からないけど和馬は嬉しそう。




「…天宮、椿ちゃんって…知ってる?」



自分でもこれは本当に




何となくで。





口にしたことに驚いてた。



でも和馬はそれ以上に驚いてた。


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