【超超短編】僕の恋じゃなくて愛



そんな僕にまで、『なにか嫌いな料理ある?』とか聞いてくるんだよ。



ほんと、頭にくるよな。



**



「真央ちゃんおかえり、あ、また浅倉来てんの」



「……うん」



「こんばんは、晴人くん」



「僕の名前を呼んでいいのは真央ちゃんだけだって言わなかった?」



「あはは、ごめんよ」



そう言って、いつも通り台所に行って浅倉はなにかを作りに行く。
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