幼なじみ×
「あたしは…
 あたしには…」



ごめんね、新…



「あたしには涼ちゃん
 しかいない…
 だから新の気持ちには
 答えられない。」



今まで溢れかけて
いたものが一気に
溢れた。



「ごめんね…新」



クシャッ



「ちゃんと言ってくれて
 ありがとな…?」



そう言って笑いながら
あたしの頭を撫でてくれた。
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