幼なじみ×
「お前ももうすぐ受験だろ?」


「そうだけど…」


「じゃあ早く帰って勉強しろっ」


そう言ってあたしの
おでこをこずく、


あたしはおでこを
抑えながら、
涼ちゃんの後ろ姿を
見つめた。


「ちょっと待ってよ!」


こんなこと
出来るのも…


学校がある登校日くらい


寂しくて涙が滲んだ
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