キスより甘い毒りんご
なんてことを思っていたら白雪ちゃんが「情けないわねぇ」って言って、嘲笑するみたいな表情をした。
「まったく、捨てちゃうなんて。私ならどんな状態でだって食べるのに。ののが与えてくれたものならぜーんぶね!」
白雪ちゃん、それは危険思考です。
結が「さすがだなぁ」って言って笑った。
「来年は諦めないでもう少し社長にもお願いしてみるわ。のの達とお祭りに行ってみたいって」
「だめでもさ、またいろいろ買ってきてミニお祭りしようよ。小さい花火ならどこかでできるかもしれないしさ」
「そうね。楽しみにしてる」
「俺も仲間に入れてもらえますか?」
「しょうがないわね。仲間外れになんかしたらののが泣いちゃうから。ののの為よ!」
「やったぁー。白雪ちゃん、だーいすきっ」
「私も大好きよ」
「うっ……」
とびきり可愛い笑顔で放たれた、推しからの「大好き」の言葉。
家宝にいたします……。
「あれ、俺もしかして邪魔者?」
「あら。気づいてるならそっと立ち去るのが紳士ってものよ?」
「あはは。相変わらず結に厳しいなー」
「いや、これも他の人達は体験できないことだからさ。ありがたいっす」
「え、結くんってばドMなの」
「え、結、そーなの?」
「その目やめてくれー」
「まったく、捨てちゃうなんて。私ならどんな状態でだって食べるのに。ののが与えてくれたものならぜーんぶね!」
白雪ちゃん、それは危険思考です。
結が「さすがだなぁ」って言って笑った。
「来年は諦めないでもう少し社長にもお願いしてみるわ。のの達とお祭りに行ってみたいって」
「だめでもさ、またいろいろ買ってきてミニお祭りしようよ。小さい花火ならどこかでできるかもしれないしさ」
「そうね。楽しみにしてる」
「俺も仲間に入れてもらえますか?」
「しょうがないわね。仲間外れになんかしたらののが泣いちゃうから。ののの為よ!」
「やったぁー。白雪ちゃん、だーいすきっ」
「私も大好きよ」
「うっ……」
とびきり可愛い笑顔で放たれた、推しからの「大好き」の言葉。
家宝にいたします……。
「あれ、俺もしかして邪魔者?」
「あら。気づいてるならそっと立ち去るのが紳士ってものよ?」
「あはは。相変わらず結に厳しいなー」
「いや、これも他の人達は体験できないことだからさ。ありがたいっす」
「え、結くんってばドMなの」
「え、結、そーなの?」
「その目やめてくれー」