可愛い番犬を育成したつもりがどうやら狼だった件~だけどやっぱり私の犬はとっても可愛い~
 逃がさないようにと押さえられていた太股は、達したことで完全に全身から力が抜けてしまったせいかいつの間にか解放されており、彼の左手が私の右胸をやわやわと揉んでいた。

「あ、あんっ、あ……!」

 コリコリと乳首を彼の指先が転がし、ちゅうちゅうと愛芽が吸われナカは彼の右手が擦る。
 三ケ所も一気に攻められると、身を捩って暴力的なまでに与えられる快感から逃げようとする気力すらなく、私はただただ彼からの愛撫に喘ぎ声をあげていた。

「可愛い、だいぶ蕩けてきたね」
「ん、ふぁ……や……あん」
「僕がちゃんとそういう対象だって、認識してくれるよね?」
「あ……ッ」

 ちゅぽんとナカから指を抜いたジェイクが体を起こし、自身のトラウザーズを寛げる。
 そしてぶるりと取り出した剛直を、ぐちりと私の蜜口へとあてがった。

(私、このままジェイクと……?)

 ずっと可愛い犬だと思っていた彼とまさかこんな恥ずかしいことをするだなんて想像すらしていなかった。
 だが不思議と嫌悪感はなく、この行為を、そしてその先を受け入れてしまっている自身に気付く。
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