幼なじみと禁断同居
ふぅ、蓮都のわがままを付き合って、やっとの思いで学校についたよぉ…
「あっ、梨緒、おはよう!」
あっ!声が聞こえて、私の気分はぐぅーんと上がる。
「さらぁぁ、おはよぉ……聞いてよぉ〜」
この子は、仁田沙良。小学3年生の頃から仲良しの、私の親友‼︎
綺麗な黒髪で、瞳は透き通った茶色。
すごーく綺麗で、告白する男の子は絶えないだとか。
でも、沙良には、かっこいい彼氏さんがいるから、いつも断っていると。
「んー?また双葉くんのこと?なになに、やっぱ同居で進展あったかぁ?」
ニヤニヤしながら聞いてくる沙良。
そう、沙良は信用できるから、同居のことを話したんだっ!
話したときも…『えー、マジィ?進展あったら教えてね♡』
って感じで、恋愛話が大好きだという…。