幼なじみと禁断同居

蓮都との出会い

私と蓮都との出会いは……今から10年も前のことになる。

ーーピンポーン

「はぁぁい、どちら様ですかぁ?」

幼い私は、インターホンでチェックするということがわからず、すぐに出た。

「お隣に引っ越してきた、双葉です。どうもよろしくね?」

蓮都のおばさん、それと、泣きじゃくっている、男の子がいた。

目がキュルキュルとしていて、身長は私なんかよりも小さい。

小動物のような可愛さがあって、子供ながらに私はこの子を守りたいって思ったんだっ

「どぉ〜したの?一緒に遊ぶぅ?」

コクッと蓮都が頷いて、私は、パァ〜と明るくなった。

「何して遊ぶ〜?締め合いー?」

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