クールな彼は、私にだけ甘々です。
違いますっ。違いますよ?伊集院さん。

私が、突き飛ばさなければよかった話。

それに、私は最低や言葉を吐いて、終わったんです。

本当に、ごめんなさいっ。

「ごめん、ごめんな。俺のことで、悩んだよな。」

っ……‼︎

この人は、クラスでいる時は、クールだ。

だけど、私といる時は、とても優しい。

そういうので、胸がギューと締め付けられていく。

私が特別なんじゃないかって、よからぬことを考えてしまう。

「た、たださ、俺、あの時必死におれの看病してくれてる小夜が、どうしようもなく愛しく感じちゃって、気づいたら、キスしてた。今だって、どうしようもなく、可愛いって思ってる」

「っ……//」

「照れてるとこも全部、愛おしいなって思ってるよ。」



< 17 / 27 >

この作品をシェア

pagetop