クールな彼は、私にだけ甘々です。

見えてきた気持ち。

あんなこと言われて、、私の気が狂ってしまいそうっ。

あれを言われてから、早、一ヶ月の半分を回った。

あの後、私が走って逃げてしまったのだ。

それからはまだ教室に顔を出していない。

会いたいなんて思っている自分がいた。

私……どうしちゃったんだろう。

「小夜、分かったか?」

「は、はいっ」

何に返事をしているのかはよくわからなかったけど、きっと、ぼ〜っとしているから注意されたんだろう……

「これで文化祭の看板も決まったな。ありがとう。小夜。」

「……はい。……てっ、え?!」

わ、私が、文化祭の、看板⁈

「どうした。小夜?お前、文化祭の看板、お願いする。分かったか?小夜と言ったら。はいと言ったじゃないかぁ!」

「っ……」

ひ、否定できないっ

「で,お願いするぞ?」

「は、い。」
< 18 / 27 >

この作品をシェア

pagetop