クールな彼は、私にだけ甘々です。

文化祭

文化祭当日。

もちろん私は、看板役として、お客さんを連れ込んでいた。

それも、こんなふりふりの恥ずかしいメイド服を着ながら。

私の教室は、メイド喫茶をやるのだっ…

男の子も、女の子も、メイドの服を着ていた。

けど…さ。私が着ているのとみんなが着ているの、全然違うっ。

私が着ているのは、な、なんて言うか…‥露出多め?な服なのに、
みんならあの平凡なメイド服?どゆことよ?差別?

少し、むかっとしたが、目の前にお客さんが来たので、また呼びこむ。
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