クールな彼は、私にだけ甘々です。
「返事は待ってるからな。それまでは、友達として、いよう?」

優しい…。

「はいっ!」

こんな優しい人なら…私も、付き合える日が、くるのかも。

そして、私たち二人で、教室に戻ったのですが。

「おい!ごら!花鈴!どこ行ってたの?!」

もちろん、みんなご立腹。

「ごっ、ごめんなさいっ」

といい、そそくさ廊下の前へ行った。

そして、無事、文化祭が終了した。

文化祭の寮までの帰りに、連絡先を交換した。

「なにか困ったことがあれば、いつでも俺に連絡しろ。いつでも助けに行く。」

と、優しく微笑みかけてくれた。
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