黒色無双
もう一人は、成績学年トップレベルの男子。
中一のときはそれなりに仲は良くてよく喋ってたけど、友達とかいう仲じゃないと思う。
え、学年トップの人と同じ高校って、もしかしてあたしすごいんじゃないの!?
こういうときは自分を褒めて褒めて褒めまくろう!
まあ、イケメン探しに来ただけなんだけど。
そのお目当てであるイケメンがいないか集中して探しながら教室に向かった。
まあ、いなかった。こんな早く見つかったら逆にすごい。
緊張する。
迷いながら二階にあるJ組の教室にたどり着いた。
名簿を見ても誰が誰かわかるわけないから、自分の名前だけ確認してきたけど、出席番号の前後の人の名前くらい覚えておけばよかったかな。
そんなことを考えながら、ドアの前でいろいろ考え事をしていると。
「どしたの?」
「えっ」
後ろから低めの声がした。
もしかして、という期待を込めて後ろを振り返った。
中一のときはそれなりに仲は良くてよく喋ってたけど、友達とかいう仲じゃないと思う。
え、学年トップの人と同じ高校って、もしかしてあたしすごいんじゃないの!?
こういうときは自分を褒めて褒めて褒めまくろう!
まあ、イケメン探しに来ただけなんだけど。
そのお目当てであるイケメンがいないか集中して探しながら教室に向かった。
まあ、いなかった。こんな早く見つかったら逆にすごい。
緊張する。
迷いながら二階にあるJ組の教室にたどり着いた。
名簿を見ても誰が誰かわかるわけないから、自分の名前だけ確認してきたけど、出席番号の前後の人の名前くらい覚えておけばよかったかな。
そんなことを考えながら、ドアの前でいろいろ考え事をしていると。
「どしたの?」
「えっ」
後ろから低めの声がした。
もしかして、という期待を込めて後ろを振り返った。