クールな彼と秘密の甘い同居。
気づき始めた恋心

幼なじみは思い続ける

「なあ……?亜衣。」

「どうしたの?」

今、私の幼なじみ、高畑知樹に話しかけられている。

「あのさ、最近、話せてないよな。」

「そーだねぇ」

「それでさ、今日の放課後、図書室集合で、少し話さないか?」

なんで図書室?とは思うけど、知樹とはなせるのは、純粋に嬉しい…っ!

「りょーかいっ!んじゃ、また放課後ねぇ〜」

そういい、知樹と分かれた。

「双葉さーん?」

「は、はい?」

私は何故か、神宮寺くんに話しかけられた。

いつも、学校では話しかけてこないのにっ!

「今日、一緒に帰ろう?はい、分かったね?ありがと」

…………へ?

「は、はぁ…?」

えっ、えぇ、えー?!

どっ、どう言う事っ!

いや、気になってる人と帰れるのは嬉しいんだけどっ!

でも、私でいいのかなっ…??

あ、でも、今日は知樹に、放課後図書室集まれって言われたらから、行かないとっ。
< 24 / 98 >

この作品をシェア

pagetop