クールな彼と秘密の甘い同居。

加速していく恋心

神宮寺さんと仲直りしたい。

だから、プレゼントを渡して…思いを、伝えたい。

そう重い、近くのショッピングモールに来た。

放課後、寄り道して、ここまで来たのだ。

早めに終わらせて、夕食作らないと…っ。

色々と探し回った。

「うーん、服でもいいかもなぁ。あ、でもサイズわからないしっ。」

「仲良しの印にペアリング?、でも…恥ずかしいっ」

色々と考えた末、一つのピアスを買った。

神宮寺さんが、よく色々なピアスをつけているのを知っているだ。

ピアス店に来て、これ、神宮寺さんに似合いそうっ!

と感じたものを、すぐさま買ったのだ。

「わっ、もう真っ暗だっ。」

時刻を確認すると、もう8時。

もう夕食は作れないかなぁ、

そう思い、神宮寺さんに連絡しようとした時、パシッと腕を掴まれた。


「ねぇ、君一人?俺たちと遊ばない?」

ふと顔を上げると男の人が数人いた。

歳が高そうだけど、年上......かな?

怖くて、体が固まった。

っ……これって、、ナンパ?

「っ…ご、ごめんなさ…」

「んー?君めっちゃ可愛いじゃん。俺のものにしたいわ〜」

怖い…っ。助けてっ。

なぜだか顔を近づけてくる男の人を見て、もう無理っと、泣きながら、キュッと目を瞑った。



バコッと鈍い音がし、驚いて目を開けた。

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