クールな彼と秘密の甘い同居。

突然の告白?!

「ふふっ」


朝、少し気分が上がっている中、支度を進める。

昨日のことをふと思い出した。

私と神宮寺さん......付き合えたんだっ。

昨日のことが夢のように感じられちゃう。


......けど......夢であってほしく、ないっ。


そんな事を考えていたら、ブクブクと音が聞こえ、ハッと我にかえった。

わっ......やかんが沸騰しちゃってるっ。


急いだ火を止めた。


ふぅ......あ、危なかったっ。


今、神宮寺さんが好きなレモンハーブティーを使っている最中なんですっ!


今日の朝ごはんは、ヨーグルトに食パンにサラダで、いいかなぁ......?


ぼんやりと考えていたら、後ろからぎゅっと抱きつかれた。


きゃっ......!


びっくりしてよろめいてしまった。
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