クールな彼と秘密の甘い同居。
「はいっ!とっても可愛くて、こんなお部屋、憧れてましたっ」

そう言ったら、満足したように満面の笑みで、

「よかったわぁ〜」

と言ってくれた。

このお部屋、すっごぉーくかわいいっ!


このお部屋で過ごせると考えたら、わくわくと心が弾んだ。

         ***

「も〜う、恵美さんったらぁ〜」

「亜衣ちゃんこそぉ〜」

それから2時間、恵美さんとたーくさんお話をした。

ふふっ、楽しいなぁ〜

なんて話をしていたら、ガチャッとドアが開いた。

「あっ、息子さんが帰ってきたんですか?

って、え……?」

まさか、同居の相手が、あの人だったなんてっ
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