クールな彼と秘密の甘い同居。

幼なじみの正体は

優くんの熱から3日が経った。

2日目の夜には完治していて、3日ぶりの登校。

「支度終わった?」

優くんの部屋をのぞいてそう呟く。


「ああ、もう行ける......!」

少しそわそわしている優くんを見つめてふふっと微笑む。

優くんも久しぶりの学校でドキドキしてるのかも......!


かわいいなぁ......。


こんな可愛い姿、花江さんにも見せてるのかな......?


そう思うと胸がチクッと傷んだ。心に黒いもやもやがかかっている気がする。


......ん?


なんだろう......この気持ち
< 95 / 98 >

この作品をシェア

pagetop