義弟ディルドで処女喪失したらブチギレた義弟に襲われました
この際言ってしまってもいいのは私がもう処女ではないことだ。恋人がいれば推奨はされないが、おかしくもない。問題は私に恋人がいないことだが――だが、私はもう二十四。そんなこともあり得る。
そんな結論を脳内で弾き出し、私は勢いに任せパトリスを見上げる。
「純潔を捧げたの」
(相手は貴方のディルドだけど)
内心でそんな言葉を付け足しながらハッキリとそう告げると、彼の瞳が驚愕に見開かれた。
「な、嘘だ……、まさか、相手は?」
「相手は……言えない、わ」
(だって貴方のディルドだし)
フイッと顔を反らしそう答える。
パトリスが息を呑んだことに気付いた。
どうやらショックを受けているらしい。
「そいつのことを、愛してる……んですか」
「愛してるわ」
(勝手にディルドを作るくらいには愛してる)
あまりに背徳的過ぎて言えなかったけれど、間違いないその気持ちを断言した。
一瞬パトリスがふらつくが、すぐにもう一度真っ直ぐ私の前に立った。
「だがそいつは、ハジメテのフラヴィ姉様がそんな歩き方になるまで無茶させたんだろう」
「それは……、私が、悪いのよ。朝まで止まらなかったし」
そんな結論を脳内で弾き出し、私は勢いに任せパトリスを見上げる。
「純潔を捧げたの」
(相手は貴方のディルドだけど)
内心でそんな言葉を付け足しながらハッキリとそう告げると、彼の瞳が驚愕に見開かれた。
「な、嘘だ……、まさか、相手は?」
「相手は……言えない、わ」
(だって貴方のディルドだし)
フイッと顔を反らしそう答える。
パトリスが息を呑んだことに気付いた。
どうやらショックを受けているらしい。
「そいつのことを、愛してる……んですか」
「愛してるわ」
(勝手にディルドを作るくらいには愛してる)
あまりに背徳的過ぎて言えなかったけれど、間違いないその気持ちを断言した。
一瞬パトリスがふらつくが、すぐにもう一度真っ直ぐ私の前に立った。
「だがそいつは、ハジメテのフラヴィ姉様がそんな歩き方になるまで無茶させたんだろう」
「それは……、私が、悪いのよ。朝まで止まらなかったし」