義弟ディルドで処女喪失したらブチギレた義弟に襲われました
「相手がディルドだったなら、胸は触られてないってことですね」
「さっき挟んだけど」
「俺にハジメテの部分は残されてないのか?」

 私の回答が気に入らなかったのか、ムスッとした表情になったパトリスの手のひらがゆっくりと胸を揉む。

「流石に道具にはこんなこと出来ないはずだ」
「あっ、ひゃんっ!」

 つつ、と首筋に舌を這わしたパトリスがそのまま下がり、揉んでいる胸へと口付ける。
 ペロッと乳首を舐められ、ちゅうっと吸われるとビリビリとした刺激が先端から胸全体に広がった。

「気持ち良さそうですね。尖ってきた」

 言いながらふっと先端に息を吹きかけたパトリスは、すぐにまたパクリと乳首を咥え、すぼめた舌先で何度も弾く。
 胸全体を揉んでいた手はいつの間にか先端を探るように人差し指で擦られ、きゅっと摘ままれた。

 舌と指、両乳首にそれぞれ与えられるその違った刺激に私は思わず背を反らす。

(こんなの、ディルドじゃ味わえない……ッ)

 ちゅぱちゅぱとわざと音を立てて乳首がしゃぶられると、耳からも感じて腰が甘く震える。
 きっと薬の影響だけじゃなく、相手がパトリスだということもあるのだろう。
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