義弟ディルドで処女喪失したらブチギレた義弟に襲われました
 解すように動かしつつ、指の腹で強く擦られると快感が下腹部の奥に蓄積するようだった。

「昨日はちゃんと解さなかったんですよね」
「う、んんんっ」
「今日は俺がちゃんと解しますから」

 くすりと笑ったパトリスがナカでグリッと指を動かす。
 指が抽挿される度に愛液が溢れ、ぢゅぷぢゅぷと粘液性の淫靡な音が部屋に響いた。

「防音効果もありますから、いっぱい声を聞かせてくださいね」
「あっ、ひぁっ! どっちもしちゃっ、あぁッ」

 ディルドが乳首にあてられヴヴヴと振動が私を襲う。
 それと同時にナカを強く擦られ、指が蜜壺でばらばらに動かされると悲鳴のような嬌声が溢れた。

「フラヴィ、こっち向いて」
「あぅ、パト、リスっ、んん」

 ちゅ、と唇が重ねられ下唇を食まれる。
 もっと深く口付けたくて舌を伸ばすと、すかさず絡められた彼の舌が扱くように動いた。

「ん、んんんっ」

 抽挿のスピードがあがり、視界がじわじわと白く染まる。
 舌と乳首、そして蜜壺へと与えられるその刺激が耐えきれずに弾けると、きゅうきゅうとパトリスの指を締め付けた。

「そんなに締め付けて、本当に可愛いな……」
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