義弟ディルドで処女喪失したらブチギレた義弟に襲われました
 そう思った私が、何年も研究して作り上げたものこそ、この『大好き義弟パトリスの魔道ディルド』なのだ!

「我ながらこの裏筋に浮き出る血管とか完璧じゃないかしら? 見たことある訳じゃないけど」

 土の力を使い形成したこの魔道ディルドは、作りたい相手の遺伝子を組み込むことで自動形成したもので、密かに拾ったパトリスの髪の毛を混ぜて作ったものだ。

 なのでこれはれっきとしたパトリスの剛直と同等の形や硬さ、触り心地になっている。

「ごめんなさい、パトリス。変態……ごほん、ダメなお姉ちゃんでごめんね」

 聞こえるはずがない口だけの謝罪を口にし、自身の秘部へとディルドをあてがう。
 自分の濡らし方はわからなかったので、ディルドを沢山舐めて私の唾液でしっかりと濡らした。
 これで痛みは少しマシになるだろう。

(本当は痛みを軽減する魔法薬を使ってもいいんだけど)

 だがたった一回のハジメテなのだ。
 この痛みすらも覚えておきたいとそう思った。
 ちなみに魔法薬とは、通常の飲み薬に魔力を込めて効果を倍増させたものである。
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