📚 本に恋して 📚    第七回:『心の窓』 沢木耕太郎著
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「緊張で からだに力が入りすぎてた 抱っこ」

「ちゃんと息をしているか なんども なんども たしかめた夜」

「ぼんやりした あたまで おっぱいをあげながら 流したなみだ」

誰にも代わってもらえないし、

誰にも助けてもらえない。

近くに母親がいないから教えてもらえないし、

夫は毎日夜遅くに帰ってくる。

新米ママの緊張と不安と疲れは大変なものなのです。

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