可愛いあの子とルームシェア
よーしっ、頑張るぞっ!

電車やバスを使って、約三時間が経った。

「ふぅ…着いたぁ」

西園寺学園の校門を潜りながら、そう呟いた。

クラス表は……確か中庭だよ、ね?

そう思い、中庭を探す。

…が、それらしき場所は見つからなかった。


私はきたのが少し遅くて、周りに生徒がいない。


クラスについて、そのクラスで体育館の入学式会場に行くんだけど…間に合わない、かもっ。

これじゃあ、クラスどころか、体育館にも行けないっ…

そう、少し諦めていた時に、トントンと肩を叩かれた。

振り向くと、男の子がいた。

髪の色は、澄んだ青色。

目の色も、綺麗な青空のようだった。

鼻も高くて、唇もキリッとしている。


とても整っている容姿をしている人がいた。


「あ、あの…なんですか?」
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop