玉響の一花 あなたにもう一度恋を 三
「筒井さん‥‥」
筒井さんも気付いていたようだったけど
特に気にする様子もなく通り過ぎ、私は
なんとなく頭を下げてその場を後にした
「あの‥‥良かったんですか?」
車に乗り込んだ後どうしても気になり
筒井さんに聞いてしまった。
今朝も私の事を待ってたし、
帰りも待ち伏せしてた気がして、
どうしてもモヤモヤが消えなかったのだ
『お前はどう思う?
飯田があのメールを送ったと
思うか?』
「‥‥ッ‥憶測で答えられません。」
『フッ‥‥お前らしいな。
本来ならあまり社外で話せないが、
当事者だからこれだけは伝える。
‥‥‥飯田じゃなかったよ。』
えっ?
てっきりあの日それを筒井さんに
伝えに来たとばかり思ってたし、
勝手に疑ってしまっていた部分は
あるけど、違うと聞いてかなり
驚いている
「‥‥‥良かったです。
メールを送った人が納得され
ているかも分かりませんが、
筒井さんに沢山迷惑をかけて
ツラかったし、もしかしたら
一緒にいられなくなるんじゃ
ないかって‥‥」
色々な選択肢を考えていたことで
頭の中がいっぱいいっぱいだったことに
気付き、泣かないように力を込める
『飯田と同じく応募していた人が
この事を飯田にリークして来た後、
心配であの日声をかけてくれたんだ。
メールの送り主とは飯田も交えて
金田部長と話し合い済みだ。
だからもう何も起こらないから
お前はこれ以上心配せず目の前の
やれる事をやればいい‥分かった?』
ポンポンと頭を優しく撫でられると、
涙が出そうになった
飯田さんにも俯かないでいられるように
成長したい。
暫くはフランスで頑張ることが
目標にはなるけれど、帰国した時に、
今と同じ私ではない私でいたい
『霞、やっぱりこのまま帰ろう。
拓巳には帰国後奢ってもらえば
いいさ。それよりも‥‥
今日はお前を甘やかしたい。』
筒井さん‥‥
その言葉に堪えていた目尻から
涙が溢れてしまい、何度も頷くと
優しい手が頬を優しく撫でてくれた
「んッ‥‥筒井さ‥‥待って‥‥」
家に着き蓮見さんに電話をした後
服を着替えているわたしを後ろから
抱き締めると、裾から忍び混んできた
ヒンヤリとした手に体が震える
首筋を舌が這い、指先が胸の先端に
到達すると、体からどんどん力が
抜けていく
「待って‥シャワー‥‥ンッ」
ダメだ‥‥‥
筒井さんの香りと、与えられる刺激に
私も早くこうしたかったのか、
体が素直にそれを受け入れる
ゆっくりと服を脱がされると、
下着姿になった私をそのままベッドに
寝かせると、深い口付けを息ができない
ほどに落とされた
筒井さんも気付いていたようだったけど
特に気にする様子もなく通り過ぎ、私は
なんとなく頭を下げてその場を後にした
「あの‥‥良かったんですか?」
車に乗り込んだ後どうしても気になり
筒井さんに聞いてしまった。
今朝も私の事を待ってたし、
帰りも待ち伏せしてた気がして、
どうしてもモヤモヤが消えなかったのだ
『お前はどう思う?
飯田があのメールを送ったと
思うか?』
「‥‥ッ‥憶測で答えられません。」
『フッ‥‥お前らしいな。
本来ならあまり社外で話せないが、
当事者だからこれだけは伝える。
‥‥‥飯田じゃなかったよ。』
えっ?
てっきりあの日それを筒井さんに
伝えに来たとばかり思ってたし、
勝手に疑ってしまっていた部分は
あるけど、違うと聞いてかなり
驚いている
「‥‥‥良かったです。
メールを送った人が納得され
ているかも分かりませんが、
筒井さんに沢山迷惑をかけて
ツラかったし、もしかしたら
一緒にいられなくなるんじゃ
ないかって‥‥」
色々な選択肢を考えていたことで
頭の中がいっぱいいっぱいだったことに
気付き、泣かないように力を込める
『飯田と同じく応募していた人が
この事を飯田にリークして来た後、
心配であの日声をかけてくれたんだ。
メールの送り主とは飯田も交えて
金田部長と話し合い済みだ。
だからもう何も起こらないから
お前はこれ以上心配せず目の前の
やれる事をやればいい‥分かった?』
ポンポンと頭を優しく撫でられると、
涙が出そうになった
飯田さんにも俯かないでいられるように
成長したい。
暫くはフランスで頑張ることが
目標にはなるけれど、帰国した時に、
今と同じ私ではない私でいたい
『霞、やっぱりこのまま帰ろう。
拓巳には帰国後奢ってもらえば
いいさ。それよりも‥‥
今日はお前を甘やかしたい。』
筒井さん‥‥
その言葉に堪えていた目尻から
涙が溢れてしまい、何度も頷くと
優しい手が頬を優しく撫でてくれた
「んッ‥‥筒井さ‥‥待って‥‥」
家に着き蓮見さんに電話をした後
服を着替えているわたしを後ろから
抱き締めると、裾から忍び混んできた
ヒンヤリとした手に体が震える
首筋を舌が這い、指先が胸の先端に
到達すると、体からどんどん力が
抜けていく
「待って‥シャワー‥‥ンッ」
ダメだ‥‥‥
筒井さんの香りと、与えられる刺激に
私も早くこうしたかったのか、
体が素直にそれを受け入れる
ゆっくりと服を脱がされると、
下着姿になった私をそのままベッドに
寝かせると、深い口付けを息ができない
ほどに落とされた