モテ王子とのルームシェア、お断りします
「やっぱり出るのやめようかな」



えへへと笑って体育の授業を休むことを莉奈ちゃんに伝える。



もともと持久走は苦手だし、この状態で持久走して倒れたりしたら迷惑かけちゃうし。



「1人でいける?」



「大丈夫だよー、子供じゃないんだから」



「先生には伝えておくから」



莉奈ちゃんはほんとに頼りになる親友だ。



「ありがとう」



と感謝して、更衣室を出ると保健室へ向かった。
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