モテ王子とのルームシェア、お断りします
「柊弥、知り合い?」
柊弥くんはお友達といたけど友達には
「先行ってて」
と声をかけていた。
立ち止まらせちゃうなんて、悪いなぁ。
「玲衣先輩、顔色悪い」
「大丈夫だよ!じゃーね!」
「大丈夫じゃなさそうですけど」
「そ、そんなことないって。今から保健室行くし」
彼の手には美術の教科書が握られている。
次の授業が美術だから美術室に向かってるんだろうな。
柊弥くんはお友達といたけど友達には
「先行ってて」
と声をかけていた。
立ち止まらせちゃうなんて、悪いなぁ。
「玲衣先輩、顔色悪い」
「大丈夫だよ!じゃーね!」
「大丈夫じゃなさそうですけど」
「そ、そんなことないって。今から保健室行くし」
彼の手には美術の教科書が握られている。
次の授業が美術だから美術室に向かってるんだろうな。