モテ王子とのルームシェア、お断りします
「渚早く!」


「あーうん」



何回かのやりとりをして2人の声は遠ざかっていった。



もう大丈夫かな。



恐る恐ると部屋から出るともう玄関には渚くんの靴はない。



私も朝ごはん食べて学校いかなきゃ。



朝ごはんを食べながら2人のことを考えてしまう。



あーダメダメ、他のこと考えよ。



そう思っても2人の行方が頭の中を独占してる。



結局ムズムズしたまま学校に行くことになってしまった。
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