モテ王子とのルームシェア、お断りします
「え?奢り?」



「こないだ放送室の鍵、探させちゃったからさ」



「いや、やめてくださいよ。そんなんで奢りとか」



柊弥くんは全力で首を振ってたけど、ここは先輩としても奢らせてもらおう。



「ここっす」



そして、着いた先は…!



「わぁー!」



最近できた韓国風のカフェだった。



「玲衣先輩、こういう雰囲気のとこ昔から好きだから」



「好き!」



「よかった」



柊弥くんが私の好みを把握してることに驚きを隠せない。
< 265 / 316 >

この作品をシェア

pagetop