彼女は渡さない~冷徹弁護士の愛の包囲網
「好き、せんせ……」
「佳穂……僕も好きだよ……誰にも渡さない」
先生は嵐のように私を揺さぶった。
その夜、私は先生に抱かれたまま気を失うようにそのまま眠ってしまった。
* * *
カーテンから入る朝日で目が覚めた。まだ早い時間だ。でも先生がいない。
隣の部屋から話し声がした。電話をしていたようだった。はっと身体を起こしてびっくりした。
急いで上半身の服を探すと、机の上に綺麗にまとめてあった。恥ずかしい……。
すると、先生が入ってきた。びっくりしてシーツで前を隠して目を反らした。
ギッと音を立てて先生がベッドに乗り上げてきた。
「おはよう」
先生が長い指をシーツにかけた。素肌をじっと見ている。
「君が可愛くて夕べは加減できなかった。最初だったのに、身体は大丈夫か?ああ、こんなに跡をたくさんつけてしまった。すまない……」
「……あっ……」
「なんだ真っ赤になって……朝から可愛すぎるだろ」
先生はそのままシーツを取りはらうと私の姿を見て目をきらりと光らせた。そしてそっと胸を触った。