溺愛彼氏はホスト様
「今日、お前は自分の分払って帰りな」

「え…でも…」


そんなことしたら、明日大変なことになってしまう。

そうしたら、私…仕事できなくなっちゃうよ…


「びびってんなよ。愛花はなんも悪いことしてねぇんだから」

「お気持ちは嬉しいですが、それはできません」

「は?」

「明日から、仕事できなくなっちゃう」


仕事できなくなったら、弟が…


「真面目だな」

「え?」

「別に仕事なんて、今の職場じゃなくてもいいだろ」


まぁ、確かに…

でも私は、今の会社じゃないとダメなんだ…


「私は今の職場でないとダメなんです。

お気持ちだけいただきます。

じゃあ、戻りますね」


返事も聞かず、急いで席に戻った。

そのあとのことはいつも通りで、会計は私。


今日は一段と高くついたな…。
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