『Special Edition③』
*
「あっ……そこ!……ダメっ、もっと奥までぇ~~」
「……っ」
「仁くんっ、もう少しだから!あとちょっとぉぉ~~っ!」
「っっ……これ以上無理だって」
「もう少しだけ右に……あっ……そこそこっ!」
「姐さん、声がデカいっす」
「んえええっ?ごめん、分かんない!今集中してるから、話しかけないで」
「声だけ聴いたら、マジでやばいよね」
「っすよね?」
ピーちゃんを取るのに集中している仁と小春。
声だけ聴いたら意味深な発言に、思わず鉄二と詠が顔を見合わせてプッと吹き出した。
「あぁ~~もうっ、仁くん下手すぎ」
「っっっっくっそッ」
「私がやるから代って」
「ダメだ、俺にやらせろ」
「小春がやりたいのっ」
「だから、俺がやらないと意味ねーだろ」
「何の意味?それこそ意味分かんない」
「……」
「やりたい」
「やらせろ」
「……お願ぁ~い」
「そんな声出してもダメなもんはダメ」
「じゃあ、何で連れて来たのよっ」
「取れたらやるから待ってろ」
「むぅぅぅっ」
何が何でも自分で取りたい仁。
仁があまりにも下手すぎて、苛々し始める小春。
お互いに勝気な性格だから、喧嘩になるんじゃないかと鉄二と詠はヒヤヒヤする。
普段はラブラブな二人だが、その度合いが濃厚すぎてたまに爆発的な喧嘩を勃発させる。
仁は根っからの一本気な性格。
小春はそんな仁と幼い頃からずっと一緒にいるため、仁の性格が似てしまったのだ。
「あと5分で取ってくれないと、今日はもう口聞いてあげないよ」
「なっ……お前なぁ」
「小春のために~とか言いたいんだろうけど、ざ~んねん。あたし、UFOキャッチャー得意だもんね」
「……チッ」
「あぁぁ、舌打ちした!」
「あっ……そこ!……ダメっ、もっと奥までぇ~~」
「……っ」
「仁くんっ、もう少しだから!あとちょっとぉぉ~~っ!」
「っっ……これ以上無理だって」
「もう少しだけ右に……あっ……そこそこっ!」
「姐さん、声がデカいっす」
「んえええっ?ごめん、分かんない!今集中してるから、話しかけないで」
「声だけ聴いたら、マジでやばいよね」
「っすよね?」
ピーちゃんを取るのに集中している仁と小春。
声だけ聴いたら意味深な発言に、思わず鉄二と詠が顔を見合わせてプッと吹き出した。
「あぁ~~もうっ、仁くん下手すぎ」
「っっっっくっそッ」
「私がやるから代って」
「ダメだ、俺にやらせろ」
「小春がやりたいのっ」
「だから、俺がやらないと意味ねーだろ」
「何の意味?それこそ意味分かんない」
「……」
「やりたい」
「やらせろ」
「……お願ぁ~い」
「そんな声出してもダメなもんはダメ」
「じゃあ、何で連れて来たのよっ」
「取れたらやるから待ってろ」
「むぅぅぅっ」
何が何でも自分で取りたい仁。
仁があまりにも下手すぎて、苛々し始める小春。
お互いに勝気な性格だから、喧嘩になるんじゃないかと鉄二と詠はヒヤヒヤする。
普段はラブラブな二人だが、その度合いが濃厚すぎてたまに爆発的な喧嘩を勃発させる。
仁は根っからの一本気な性格。
小春はそんな仁と幼い頃からずっと一緒にいるため、仁の性格が似てしまったのだ。
「あと5分で取ってくれないと、今日はもう口聞いてあげないよ」
「なっ……お前なぁ」
「小春のために~とか言いたいんだろうけど、ざ~んねん。あたし、UFOキャッチャー得意だもんね」
「……チッ」
「あぁぁ、舌打ちした!」