二人の想い ~素直になれない~
愛斗の気持ち
今日の裕斗は地方の仕事だった。
夕食に招待されたが、招待したいのは『城野本海翔』に決まってる。
「裕斗に連絡してみます」と言ってみたが、
「あなたは大丈夫?」と聞かれた。
俺はついでだろうと判っている。
ほぼ家と仕事の往復の生活、予定的には大丈夫。
でもこんな俺が社交辞令を真に受けて行くわけにはいかない。
どうかして断ろうと思ってみたが押しが強くて断り切れなかった。
飛び込みの営業の気持ちでお邪魔した。
お母様が迎えてくれた。
「祥子、もう少しで帰ってくるから待っててね」
やっぱり営業に行って応接室で待たされてる気分。
来ない方が良かったのか?
でも何であれ祥子さんと繋げておきたい、裕斗に逢わせるまでは。
裕斗は祥子さんのことが気になってる。
祥子さん、いや高岳親子は裕斗のことは嫌いじゃないはず。
忙しい裕斗と祥子さんを何とかしたい。
祥子さんが帰ってきた。
やはり気を使って謝っている。
お母様は楽しそう。
差し障りのない話をしながら夕食を頂き、次は必ず裕斗と一緒にお伺いしますとお暇した。
夕食に招待されたが、招待したいのは『城野本海翔』に決まってる。
「裕斗に連絡してみます」と言ってみたが、
「あなたは大丈夫?」と聞かれた。
俺はついでだろうと判っている。
ほぼ家と仕事の往復の生活、予定的には大丈夫。
でもこんな俺が社交辞令を真に受けて行くわけにはいかない。
どうかして断ろうと思ってみたが押しが強くて断り切れなかった。
飛び込みの営業の気持ちでお邪魔した。
お母様が迎えてくれた。
「祥子、もう少しで帰ってくるから待っててね」
やっぱり営業に行って応接室で待たされてる気分。
来ない方が良かったのか?
でも何であれ祥子さんと繋げておきたい、裕斗に逢わせるまでは。
裕斗は祥子さんのことが気になってる。
祥子さん、いや高岳親子は裕斗のことは嫌いじゃないはず。
忙しい裕斗と祥子さんを何とかしたい。
祥子さんが帰ってきた。
やはり気を使って謝っている。
お母様は楽しそう。
差し障りのない話をしながら夕食を頂き、次は必ず裕斗と一緒にお伺いしますとお暇した。