時の思い出
・3
「なんか、久しぶりだね。2人で帰るの。」



「うん。」



あれ?

理彩がいつもより口数が少ない気がする。

何か考え事をしているかのような。

歩きながら一点を見つめていた。



「理彩?
どーかした?
部活でなんかあった?」


「えっ」



短く声を出したあとクスッとと笑った。
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