時の思い出
私が通う東桜高校はバドミントン部が強いと有名な高校だった。
3年生にダブルス最強コンビと言われるペアが試合を控えているため、先輩達中心の部活になっていて1年は、打ち合いをするどころかコートにすら入れてもらえない。
先輩達が休憩中、体育館の片隅で素振りをしているときに、部活仲間の麻美が話しかけてきた。
「先輩達が休憩中ちょっとだけでも打ち合いしたいよね。」
と、先輩に聞こえない程度の小さい声で。
私も思っていた。
でも試合は今週だし、それが終われば少しずつ打ち合いを開始するので、後もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせた。
3年生にダブルス最強コンビと言われるペアが試合を控えているため、先輩達中心の部活になっていて1年は、打ち合いをするどころかコートにすら入れてもらえない。
先輩達が休憩中、体育館の片隅で素振りをしているときに、部活仲間の麻美が話しかけてきた。
「先輩達が休憩中ちょっとだけでも打ち合いしたいよね。」
と、先輩に聞こえない程度の小さい声で。
私も思っていた。
でも試合は今週だし、それが終われば少しずつ打ち合いを開始するので、後もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせた。