時の思い出
「なんで何も言ってくれなかったの……。」



「ごめん。
美希に心配かけたくなかった。

それに…」


「それに…?」





「オレ、美希に一緒に部活頑張ろうってずっと言い続けてたのに

野球出来なくなったから。」



そう言って駿介はベッドの端に目をやった。
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